なぐわし
土地と米を使った
作ビンテージシリーズ。

「なぐわし」とは、現代では使われなくなった古代の日本語です。
土地を褒めたたえるときに使う形容詞で、「素晴らしく高貴である」
「名前が気高く美しい」という意味を表します。
長い地球の営みにより形成された素晴らしい土壌、
日本酒の探求の歴史から生まれた優れた酒米。
それらの魅力をお酒の味わいとして表現しました。

ラベルデザインは神事などで使われる紙垂(しで)をモチーフにしています。
紙垂は古来より邪悪なものを追い払うとして、神聖な結界を示すために使われました。
3種類のデザインがあります。

suzuka

土地

鈴鹿 SUZUKA

400万年~300万年前には、三重には「ミエゾウ」がいた。ミエゾウの化石は、鈴鹿市、桑名市に分布する東海層群と呼ばれる地層から産出している。これは、かつての東海湖とよばれる河川の氾濫や湖沼に堆積した地層である。

伊賀 IGA

今は、滋賀県にある琵琶湖だが、440万年前には三重県の伊賀盆地あたりにあり、この地層を古琵琶湖地層群といい、焼き物に使われる粘土など、多種多様な鉱物の様々な地層となっている。

東条 TOJO

2,500万年前には、古神戸湖が垂水から三田市、東条湖あたりまでひろがっていた。この地質時代は新生代新第三紀中新世(ちゅうしんせい)で約1,500万年前のことで、地層の名前は神戸層群白川累層という。

佐用 SAYO

佐用町の地形は、中国山地の東端部に連なる西播磨山地を水源として北から南に千種川水系が中央を貫流しており、全体的に平地の占める割合は少なく、氷ノ山・後山・那岐山国定公園の一角に位置する中山間地域である。

田園風景 ボトルアップ

神の穂 KAMINOHO

三重県の伊賀農業研究室が1996年から育成を開始、「越南165号」と「中部酒97号」(夢山水)の交配種。2007年に固定、2010年に品種登録された。

山田錦 YAMADA-NISHIKI

日本の酒米の代表。1923年に兵庫県立農業試験場で、「山田穂」を母とし、「短稈渡船」を父として選抜された品種で、1936年に山田錦と命名された。

白鶴錦 HAKUTSURU-NISHIKI

1995年、兵庫県灘の白鶴酒造により、「山田穂」と「渡船2号」を交配させ、「山田錦」の兄弟品種を作るというアプローチで開発が進められた。2007年に品種登録された。

稲