Kura Masterの審査員の皆様が弊社を訪れました。

フランスの日本酒コンクール「Kura Master」の審査員のソムリエの方々が弊社を訪れました。蔵を見学して製造工程をご覧いただいたのち、唎酒や地元食材と日本酒のペアリングを楽しまれました。また鳥羽の海女さんをはじめ、罠師、農業研究所や工業研究所の先生方、酒米の農家の方々など、三重の食に関わるプロフェッショナルな方々にレクチャーをしていただき、生産者と国際的なソムリエの皆様との貴重な交流会が行われました。

Kura Masterの審査員の方々は毎年、日本酒の理解を深める目的で日本酒の生産地の視察を行っています。今年は３日間をかけて三重県の他の酒蔵や、伊勢神宮、鰹節の製造所、赤目四十八滝、多気町のヴィソン、志摩観光ホテルなど、三重のさまざまなところを訪れ、三重の酒が生まれる背景や美食の三重をアピールすることにつながりました。

視察を終えて、パリの三つ星レストランでソムリエを務めるエマニュエル・カデューさんは、「私達の仕事は、お客様に飲み物を通して生産地を旅させること。そのために生産地で生産者と会い、テロワール(土地の個性)や伝統、哲学を知る必要がある。」と視察の意義を強調した上で、「なぜ米から美しい日本酒ができるかを教わった。産地を正しく理解し、消費者に正しく伝えたい。」と今回の成果と今後のミッションを披露されました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。